600ドリアンを食す@ペナン島バリクプラウ

前回のDurian Tree Houseから20分程度山を下り、2 Acres Cafeというドリアン農場兼店舗へやって来た。

2 Acres Cafeはカフェとは言っても、立派な中庭があったり、コンテナを利用した喫食スペースがあったりと、かなり面白い作りになっている。

中庭にはドリアンの木が生えており、運が良ければ実が熟して落下しネットに引っかかっている様子を見ることができる。

ドリアン収穫の様子として、木の高いところからドリアンを切り落し、高速で落下するドリアンを麻袋でキャッチする動画がインターネット上でよく出回っている。
しかしあれはタイ独特の収穫方法であり、マレーシアではこのように木の間にネットを張ることでドリアンが自然に落下するのを待つ。

そして今回購入することにしたのが、600ドリアンである。

ブランド名: 600/D600
品種番号: なし
日本語読み: 600
前回紹介したが、600やD600という名称で流通しているが、これは品種番号ではない点に要注意だ。
600ドリアンはKhun Poh(D164)の古い苗木から派生した品種と言われている。
以前紹介した通り、Khun Pohから派生した品種はかなり多いが、600は派生というより古のKhun Pohの味を引き継いでいると言った方が適切かもしれない。
\ドンっ/
綺麗な黄色の房が食欲をそそる。

600ドリアンの味は、、、
美味い!
午前中に食べた604ドリアンと比べると、600の方がねっとり度が上だ。
こちらも薄皮しっかりタイプ。
苦味は少し薄めだが、甘味は604と同等レベル。
600もかなりお気に入り品種だ!
こうなると、Khun Pohや他のKhun Pohの派生品種と食べ比べをしてみたくなる。
そんなマニアックすぎる食べ比べプレートを提供してくれるお店はないだろうか。
2 Acres Cafeは眺望も素敵だ。
前回紹介したDurian Tree Houseがバリクプラウの上からの眺望だったのに対して、2 Acres Cafeはバリクプラウの森に囲まれたような環境で食べることができる。

ドリアンを産地で食べる、しかも名所で。
そんな素晴らしい体験ができるのはバリクプラウ、ぜひ皆さんも一度訪れみてはいかがろうか。