ベトナムで出会ったドリアンたち

前回に続きホーチミンで出会ったドリアンについて紹介する。
ただし今回は、出会ったけれどタイミングや熟し具合で買えなかったドリアン達をご紹介。
Ri6や6Huuに比べたらマイナーで見かける機会も少ないが、少なくともこの記事で紹介しているお店では取り扱いが確認できている。
もし近くに立ち寄った際は、ぜひ覗いてみていただきたい。
Kho Qua Xanh

ベトナム品種。
匂いや味が強めらしい。
人気がある品種ではないため流通量は少ない。
7月初旬に訪れたが、収穫シーズンは終わりに近いとのこと。
今回ホーチミンで10店舗近くドリアン店を訪れたが、Kho Qua Xanhを扱っているのは1店舗のみであった。
せっかくなので食べてみたかったが、お店の人曰くまだ熟していないとのことで購入を断念。
国を問わず熟していないドリアンを売りつけてくる店もあったりするが、このお店は熟していないものは売らないというプロフェッショナルを感じた。
・取り扱っていたお店

CHIN CAY

ベトナムの代表品種であるRi6の別名。
ただしRi6が人手によって枝から切り落とされ追熟状態で売られるのに対して、CHIN CAYは完熟して自然に木から落ちたものが売られる。
つまりRi6の名前で売られていればタイの収穫方式、CHIN CAYであればマレーシアの収穫方式だと考えれば分かりやすい。
同じ品種に対して収穫方式で名前を変えている例は他のドリアンで見たことがなく、ベトナム独自で興味深い。
・取り扱っていたお店1 (先ほどのKho Qua Xanhを取り扱っていたお店)
・取り扱っていたお店2

こちらのお店は、店員(店主?)の青年が英語を話せたこともあり、色々と現地のドリアン情報を教えていただいた。
私はベトナム語は話せず、またベトナムは英語が通じないためドリアン店でもやり取りに苦労することが多いが、このお店は英語が通じる点が非常に助かる。
自分のタイミングが悪くこのお店で買うことができなかったが、次回ホーチミンを訪れたらぜひこの店舗で買いたいと思う。
・取り扱っていたお店3

HAT LEP

こちらもベトナム品種であるRi6の別名。
CHIN CAYが収穫方式によって名前を変えたRi6であったが、こちらHAT LEPは収穫場所によって名前を変えたRi6であり、タイ産Ri6を指す。
・取り扱っていたお店1 (CHIN CAYで紹介したお店)
・取り扱っていたお店2 (CHIN CAYで紹介したお店)
・取り扱っていたお店3
