カプリ ドリアンを食す@ペナン島バリクプラウ

カプリ ドリアンを食す@ペナン島バリクプラウ


今回からドリアンツアー2025 春編の2カ国目をお届けしていく。


2カ国目はマレーシア ペナン島へ!

ペナン島は言わずと知れたマレーシアにおけるドリアンの名産地である。
そんなペナン島は5月初旬から7月中旬辺りまでドリアンシーズンということで、今回は最盛期に訪れた。

前回訪れたのは半年前。
その際はオフシーズンで出回っている品種が少なく、ホーロードリアンとグリーンスキンドリアンのみを食した。
しかし、その際にペナンで売られている品種の多さを知り、絶対にドリアンシーズンに訪れたいと思っていたため念願の再訪となった。

ホーロー ドリアンを食す@ペナン島
今回、2024年の冬休みにマレーシアのペナン島、ジョージタウンを訪れた。 ペナン島といえばアートやビーチアクティビティで有名な街である。 日本人にとってもペナン島は有名なだけあり、観光地やグルメなどについては多くのブログやYoutubeなどで取り上げられているが、ドリアンについての情報は多くない。 そこで、今回ペナン島で出会ったドリアンを紹介する。 中2日間の短い滞在であったため情報も多くないがご容赦いただきたい。 今回訪れたのはジョージタウンにあるSugar Society。 ここはドリアン専門店ではなくココナッツやスイーツなども扱っているが、ドリアンの品揃えが良い。 また、ジョージタウンのストリートアートで有名なエリアに存在するため観光ついでに寄ることが可能。 Sugar society & Cendol durian Armenian Street Art · 29, Lbh Armenian, Street, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア★★★★☆ · カフェ・喫茶Sugar society & Cendol durian
グリーンスキン ドリアンを食す@ペナン島
前回の記事から引き続き、ペナン島でドリアンを食べていく。 Hor Lorドリアン@ペナン島今回、2024年の冬休みにマレーシアのペナン島、ジョージタウンを訪れた。 ペナン島といえばアートやビーチアクティビティで有名な街である。 日本人にとってもペナン島は有名なだけあり、観光地やグルメなどについては多くのブログやYoutubeなどで取り上げられているが、ドリアンについての情報は多くない。 そこで、今回ペナン島で出会ったドリアンを紹介する。 中2日間の短い滞在であったため情報も多くないがご容赦いただきたい。 今回訪れたのはジョージタウンにあるSugar Society。 ここはドリアン専門店ではなくココナッツやスイーツなども扱っているが、ドリアンの品揃えが良い。 また、ジョージタウンのストリートアートで有名なエリアに存在するため観光ついでに寄ることが可能。 Sugar society & Cendol durian Armenian Street Art · 29, Lbh Armenian, Street, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア★




ドリアンツアー1カ国目のバンコクからペナンへは直行便が出ており、2時間程度、数千円で容易に移動ができる。
この日はバンコクを10時に飛び、ペナンに13時着というスケジュール。

本命のドリアンへ影響が出ないよう、ラウンジで少しだけカオマンガイの朝食を頂く。

ペナン到着後、普通ならペナン国際空港からジョージタウンまで移動することが一般的であろうが、今回は途中で立ち寄りたい場所があった。
それはBalik Pulau(バリクプラウ)である。

バリクプラウはドリアン好きの間では聖地のような扱いを受ける高名な地域である。
黑刺(ブラックソーン)や红虾(レッドプローン)といった名品種を生み出した場所であり、多くのドリアンファームやドリアン店が集う。

そんな聖地を再訪に際して絶対に訪れたいと考えていた。
バリクプラウはペナンの南部中央から西側にかけての山林地帯である。
せっかく空港に降り立ったので、この日は空港側からアクセスしやすいバリクプラウの南側にある有名なドリアン店のスポットへ向かうことにした。


空港に到着後、Grabを捕まえて車に揺られること20分、、、
インド系ムスリムだというドライバーさんと食の話で盛り上がる。
「日本は何度か訪れたがチキンが食べれるところが少ないよね、牛や豚がメインだろ?」というムスリムならではの新視点を手に入れた。
鳥料理も豊富にはあるが、確かにラーメンや鉄板焼きといった日本の代名詞的な料理では鶏肉の立場は弱いかもしれない。

そうこうしていると、バリクプラウで10軒ほどドリアン屋が集うスポットに到着。

ドリアン店のみが立ち並ぶ光景、他では見たことがない!!!

5°21′00.3″N 100°15′08.4″E

ひとまず、全ての店を見て回る。
どんな品種があり、どれくらいの相場か。
ジョージタウンに行く前に、より産地に近いバリクプラウの価格を覚えておくことは一つの参考になる。
この日は14時頃と遅めに着いたこともあり、既に在庫切れの品種や店じまいをしている店舗もあった。

この場所にはツパイキングを排出した有名店DURIAN CAP TUPAIも存在する。
あわよくばここで食べれればとも思ったのだが、この日はすでにドリアンの在庫が尽きており販売を終了していた。



いくつかの店舗を回って、一人で食べやすい小ぶりの玉のドリアンを探す。
こちらのお店でいいサイズのカプリドリアンがあったので、購入することにした。


1kg, 36MYRのカプリドリアンをお買い上げ。

カプリは小さな丸みを帯びた殻に白い房が特徴的で、他のドリアン関連のブログでカプリの写真を見た時から、食べてみたい憧れのドリアンの一つであった。
ペナン到着早々、そんなカプリを早速食べてしまう贅沢。

ブランド名: Capri/甲必利/白玉珍珠
品種番号: なし
日本語読み: カプリ

さっそく、開封の儀。
トゲトゲの殻が開きドリアンの実が見えた瞬間が、どんな実が入っているのだろうかと想いを馳せるこの瞬間こそがドリアンとの出会いを実感させてくれる最高の一瞬である。

憧れのカプリとご対面。

少し黄色みがかった白い房、なんと優しく美しい色なのだろうか。
小さな丸い殻に入った姿は、まるで真珠のようである。

今回のマレーシアでの初ドリアンをいただきます。
そんな待望のカプリのお味は、、、

んっ〜美味い!!!!!!
非常に美味い!
貪るように食べる。
カプリは適度な甘みと苦味のバランスが非常によく、なんとも食べやすい。
ちなみに、"適度"とは言っても他のマレーシア産の品種と比べた場合であり、1カ国目のタイで食べていたドリアンよりは遥かに濃い味だ。
カプリは水分量も少し多めで非常に食べやすい。
特に、暑く体の水分が失われがちなマレーシアの気候では尚更だ。
房が小さめなこともあってバクバクいけてしまう。
肉質は滑らかで、房の表面の皮は薄め。
房によって多少の味の違があり、苦味が強いものから、うっすらアルコール風味を感じる房もある。
だが、どの房もとてつもなく美味い。
憧れのカプリ、白く美しい見掛け倒しではなかった。


この一つを食べただけで、ペナンに来た価値があった。
まさにI ❤️ BALIK PULAUになってしまった。
そう感じされるのに十分すぎる美味しさであった。
カプリドリアン、大絶賛である。
ペナン到着後、初っ端からこんな美味しいドリアンを食べて大丈夫だろうか。
そんなことも思いつつ、次回以降もペナンのドリアンをひたすら食していく。