【タイでドリアンを食べるなら】オススメの品種ランキング

ここまで数回に渡ってドリアンツアー 2025 春編 1カ国目のタイ バンコクで出会った8種類ドリアンを紹介してきた。
そんな8種類のドリアンをおすすめ順にまとめてみる。
あくまで個人の好みに基づいた評価ではあるものの、タイ在住の方でドリアンを食べたことがない方、旅行でタイを訪れる方など、どの品種を食べればいいか分からないという方はぜひ参考にしていただけたらと思う。
8位 リンラップレー
タイの定番品種モントーンをさらに薄味にした感じ。
敢えてこの品種を選んで買う必要性は一切感じられない。
似た名前の品種にロンラップレーも存在するが、どう違うのかは気になるところ。

7位 チャニー
タイの定番品種。
多く流通している品種の割に、ドリアンとしては異端な味。
少し酸っぱさや刺さるような味で他のドリアン品種とは一線を画す。
人によってはハマりそう。
自分の好みとしては7位だが、ものは試しで一度食べていただきたい。

6位 モントーン
言わずと知れたタイの定番品種。
ネットでは入門者でも食べやすい品種と書かれることが多い。
食べやすいことに間違いはないと思うが、その分旨みも少ない。
どんなドリアン屋でも絶対に扱っており、入手性は抜群。
なんなら、旬の時期には日本各地のイオンなどスーパーの店頭を飾る。

5位 ノックラチップ
モントーンより甘みが強め。
あっさり系が好きだけど、モントーンでは物足りなさを感じる方にお勧め。

4位 ガンヤオ
タイの有名な高級品種。
モントーンより甘みも香りもしっかりしている。
だが、味の濃さの点では、ここから紹介する上位3品種に比べると大きく劣る。
よく言えばガンヤオは上品な(適度な)味といった感じだろうか。
高級品種と言いつつも大半のドリアン屋で扱っており、入手性は抜群。

3位 プアンマニー
ドリアンらしい甘みや苦味、香りを楽しめる。
上位2品種に比べると少し薄味ではある。
あまり扱っている店は多くない。
2位 ノックイップ
タイで食べた品種としては甘み、苦み、香りともに群を抜いていた。
香りは1位の品種より優っているとも思う
個体差や熟し具合では1位、2位は容易にひっくり返るだろう。
扱っている店は少ない。

1位 ヌアントンチャン
2位のノックイップ同様に甘み、苦み、香りともに他の品種から群を抜いていた。
特に甘味はノックイップより強く感じられた。
あっさり系品種が多いタイにおいて、しっかりドリアン気分に浸れる本品種は貴重な存在ではなかろうか。
扱っている店は少ない。

なお今回はこの8種類のみを食べたわけだが、タイには200種類以上の品種のドリアンが存在すると言われている。
つまり今回紹介したのはたった4%以下である。
また、タイとは全く異なる味が好まれる傾向があるマレーシアにおいても200種類以上のドリアンがあり、他にもインドネシアやベトナムの品種も存在する。
ぜひドリアンが好きな方も、まだ食べたことがないけど興味がある方も、自分の口で様々なドリアン品種を味わってみていただきたい。
きっと自分好みの品種が見つける過程は楽しいこと間違いない。