ガンヤオ ドリアンを食す@バンコク

ガンヤオ ドリアンを食す@バンコク

前回に引き続きバンコク、オートーコー市場でドリアンを食べる。
今回紹介するのは、前回の記事の写真に写っていたもう一つのドリアン。
タイにおける高級品種、ガンヤオ。

前回の記事はこちら

モントーン ドリアンを食す@バンコク
今回から数回にわたって新企画 ドリアンツアー2025 春編をお届けする。 なお、ドリアンツアーといっても一人で好き勝手に食べ歩いているだけである。 この記事の執筆もドリアンツアーの最中で、食べ過ぎて苦しくなったお腹休みの合間を有効活用している。 さて、今回のツアー1か国目は念願のタイ、バンコクを訪れた。 なぜ念願かというと、実はタイ現地でタイ品種のドリアンを食べたことがなかったからである。 以前に紹介したように香港でモントーンを食べたり モントーンドリアンを食す@香港これは少し遡って2024年6月に香港を訪れた際の記録。 ここ数年中国でドリアンの人気が加熱しており、つい先日もマレーシアからの直輸入便の運行が始まったなどのニュースがあった。 案の定、香港の果物屋でも容易にドリアンを見つけることができた。 売っていたのはMonthong(モントーン)というタイの品種。 この1房で52HKD, 1050円程度なのでタイでの値段を考えるとかなり高め。 ただ、日本では簡単には食べれないので値段には目を瞑って購入。 購入した果物屋はこちら。 果物屋なのにレビューのトップ写真が可愛い二匹の猫笑

ガンヤオは写真上に写っている房。
写真下の房が前回紹介したモントーンで、こちらと比較するとガンヤオの方が色が濃い。
というより、モントーンがかなり淡い色をしているドリアンなので、ガンヤオの方が見慣れた色という感じだろうか。


ガンヤオの実は特徴的な外観をしており、綺麗な丸い実と非常に長い茎が特徴である。
外観に関してもモントーンなどとは一目瞭然である。


品種名: ก้านยาว/Kan Yao/Gaan Yaow/Kan Yau/長茎/Ganja
日本語読み: ガンヤオ/カンヤオ/ガンヤーウなど
品種番号: D158(マレーシア内での品種番号)

100g/200thbで100gの房を購入した。
前回紹介したモントーンが100g/120thbだったため1.6倍とお高め。

さて、気になるお味は、、、





美味い!
モントーンより甘みもあり、ドリアンの香りもちゃんとある。
いわゆるドリアンとして食べ慣れた味に近づいた。
食感はモントーンとは違い少し粗めの口触りだが、2つ交互に食べ比べなければ分からないレベル。
さすが高級品種、モントーンの2倍近い価格だけはある。

とは言いつつ、ガンヤオはモントーンと比較すると美味しいと感じるものの、個人的には猫山王などど比較するには及ばない。
自分が食べたマレーシア系品種で最もさっぱりシンプルな風味のドリアンは以前紹介したグリーンスキンドリアンであるが、グリーンスキンはさっぱりした風味の代わりに甘みが非常に強かった。
それに比べると、ガンヤオは甘みもまだまだ薄い。

グリーンスキン ドリアンを食す@ペナン島
前回の記事から引き続き、ペナン島でドリアンを食べていく。 Hor Lorドリアン@ペナン島今回、2024年の冬休みにマレーシアのペナン島、ジョージタウンを訪れた。 ペナン島といえばアートやビーチアクティビティで有名な街である。 日本人にとってもペナン島は有名なだけあり、観光地やグルメなどについては多くのブログやYoutubeなどで取り上げられているが、ドリアンについての情報は多くない。 そこで、今回ペナン島で出会ったドリアンを紹介する。 中2日間の短い滞在であったため情報も多くないがご容赦いただきたい。 今回訪れたのはジョージタウンにあるSugar Society。 ここはドリアン専門店ではなくココナッツやスイーツなども扱っているが、ドリアンの品揃えが良い。 また、ジョージタウンのストリートアートで有名なエリアに存在するため観光ついでに寄ることが可能。 Sugar society & Cendol durian Armenian Street Art · 29, Lbh Armenian, Street, 10200 George Town, Pulau Pinang, マレーシア★


正直なところ、タイ系の品種では高級品種をもってしてもこの味の薄さなのか、、、
と少し落ち込んでいた。
バンコク滞在はもう1日あるのに、いったい何をして過ごそうか、、、

そんなことを考えていたのだが、なんとこの同日にガンヤオより美味しい品種と出会うことができたのだ。
自分としては、モントーンやガンヤオより遥かにおすすめできる品種である。

次回はそのドリアンを紹介していく。