ガンヤオ ドリアンを食す@バンコク

前回に引き続きバンコク、オートーコー市場でドリアンを食べる。
今回紹介するのは、前回の記事の写真に写っていたもう一つのドリアン。
タイにおける高級品種、ガンヤオ。
前回の記事はこちら


ガンヤオは写真上に写っている房。
写真下の房が前回紹介したモントーンで、こちらと比較するとガンヤオの方が色が濃い。
というより、モントーンがかなり淡い色をしているドリアンなので、ガンヤオの方が見慣れた色という感じだろうか。
ガンヤオの実は特徴的な外観をしており、綺麗な丸い実と非常に長い茎が特徴である。
外観に関してもモントーンなどとは一目瞭然である。

品種名: ก้านยาว/Kan Yao/Gaan Yaow/Kan Yau/長茎/Ganja
日本語読み: ガンヤオ/カンヤオ/ガンヤーウなど
品種番号: D158(マレーシア内での品種番号)
100g/200thbで100gの房を購入した。
前回紹介したモントーンが100g/120thbだったため1.6倍とお高め。
さて、気になるお味は、、、
美味い!
モントーンより甘みもあり、ドリアンの香りもちゃんとある。
いわゆるドリアンとして食べ慣れた味に近づいた。
食感はモントーンとは違い少し粗めの口触りだが、2つ交互に食べ比べなければ分からないレベル。
さすが高級品種、モントーンの2倍近い価格だけはある。
とは言いつつ、ガンヤオはモントーンと比較すると美味しいと感じるものの、個人的には猫山王などど比較するには及ばない。
自分が食べたマレーシア系品種で最もさっぱりシンプルな風味のドリアンは以前紹介したグリーンスキンドリアンであるが、グリーンスキンはさっぱりした風味の代わりに甘みが非常に強かった。
それに比べると、ガンヤオは甘みもまだまだ薄い。

正直なところ、タイ系の品種では高級品種をもってしてもこの味の薄さなのか、、、
と少し落ち込んでいた。
バンコク滞在はもう1日あるのに、いったい何をして過ごそうか、、、
そんなことを考えていたのだが、なんとこの同日にガンヤオより美味しい品種と出会うことができたのだ。
自分としては、モントーンやガンヤオより遥かにおすすめできる品種である。
次回はそのドリアンを紹介していく。