完熟型ガンヤオを食す@コタキナバル
ドリアンツアー2025夏編、5日目の夜。
この日はドリアンストリートではお目当てのドリアンが見つからず、下調べで訪れた際に気になっていたこちらのお店を訪れてみた。
Kinabalu Durian 126, 沙巴榴莲专卖店

下調べでこの店に目をつけていた理由は、商品ラベルにD158ガンヤオを見つけたからである。

ガンヤオは言わずと知れたタイの有名品種で、モントーンより濃厚な味の高級品種として人気がある。
以前バンコクを訪れた際にもガンヤオを食べているが、残念ながらこの時は思っていたより味が薄かった。
ご存知の通りタイとマレーシアでは収穫方法が異なるため、マレーシア流の収穫方法で採れた完熟ガンヤオはまた違った味わいを楽しめるのではと期待を込めてオーダーしてみる。

コタキナバルはマレー半島側と比べてドリアンが高いせいもあり、68MYR/kgとお高め。
タイのガンヤオと比べるとさらにお高い。

\ドンっ/
ガンヤオは外観からもわかるように綺麗な丸に近い身の形をしているため、小さな玉でも可食部が多いのが嬉しい。

さて、期待の完熟型ガンヤオのお味は、、、
美味い!!
甘みは決して強い方ではないが、食べ続けても飽きなそうな上品な甘みだ。
タイではドリアンの苦味があまり好まれないこともあり、完熟であってもガンヤオは苦味が殆ど感じられない。
食感は滑らか。
水分は少なめだが、粘度が高すぎないからか口にまとわりつかず食べやすい。
薄皮はかなり薄く、食べていて殆ど存在を感じないタイプ。
正直なところ、タイ産ガンヤオと比べると個人的にはマレーシア産ガンヤオの方が味がしっかりしていて好みだ。
タイとマレーシアで共通して栽培されている品種は多く無いため、同じ品種を違う収穫方法で食べられるというのは貴重な機会だ。
マレーシア産ガンヤオ、見かけたらぜひ手に取ってみていただきたい。
