おまけ記事 グリーンスキンドリアンを食す@ペナン島

最初にお詫びをすると、サムネイルの写真が少し汚らしく申し訳ない。
タッパー入りで貰ったのだが、歩いている際に揺れてこのような見た目になってしまった。
今回のお話はペナン島でツパイキングを買った時のこと。

ツパイキングの実の数が多くなかったので、補償としてグリーンスキンドリアンを1パックもらった。
グリーンスキンは年末にペナンを訪れた際にも紹介したことや、おまけのパックとして貰ったため敢えて記事にする程でもないと思っていた。

しかし、このグリーンスキンを食べるにあたってどうしても気になることがあるので記しておく。
まず1つ目。
以前食べたグリーンスキンと全く味が違う件
以前の記事では「ドリアンとしてはさっぱりした味でフルーツっぽい」と紹介している。
しかし今回もらったグリーンスキンは全く味が異なったのだ。
濃厚、ねっとり系、苦味もありKhun Pohなどと近い味だ。
前回のは一体なんだったのだろうか。
個体差にしてはかなり違う。
前回のグリーンスキンはさっぱり系としてかなり美味しく、一方で今回のグリーンスキンはねっとり濃厚系として美味い。
12月と6月で収穫時期の違いだろうか。
今回はこのおまけパック以外ではグリーンスキンは食べていないのだが、本当の味が気になるので次回見かけたら食べてみたい。
そして2つ目。
グリーンスキン=チャニードリアン という噂
チャニーは言わずと知れたタイ系品種のドリアンだ。
タイでの評判はあまり高くない。
そして、グリーンスキンはそんなチャニーがマレーシアに持ち込まれて栽培されている品種の一つという情報がインターネット上で見受けられる。
チャニーそのものもマレーシアで品種登録されており、D15とD123がチャニーである。
グリーンスキンも別途D165という品種で登録されている。
以前にタイでチャニーを食べているが、グリーンスキンとは似ても似つかない味だ。
もちろん、タイとマレーシアの収穫方法の違いがそのような味の違いを生んでいる可能性もある。
本当にグリーンスキンはチャニーを元にしている品種なのだろうか。

ドリアンの品種の出自はあまり情報がなかったり、ソースによって全く異なる記載がされていたり、正直なところよく分からない。
そんなところもドリアンの面白いところではあるが、少なくともグリーンスキンの味の系統は自分の中でもはっきりさせておきたいところだ。
また機会があればグリーンスキンについて書きたいと思う。