バリ産ドリアンを味わう@バリ島
時は2月初旬。
有給を無駄なく使うポリシーの私は急遽ドリアンツアーの催行を決定。
ドリアンツアー2026 新春編が唐突に幕を開ける。

今回向かったのは初めてのバリ島。
言わずと知れたインドネシアの大人気リゾートであり
ビーチ、サーフィン、寺院、ナイトライフなど多くの観光要素が人々をこの島に惹きつける。
しかし、今回私を惹きつけたのはドリアンだ。
バリ島でドリアン?
なぜマレーシアやタイなど有名産地へ行かないのか?
と思った方もいるかもしれない。
実は日本の冬に相当する時期は、マレー半島やインドシナ半島周辺はドリアンの栽培に適した気候ではないため流通が少ない。
ボルネオ島はこの時期がドリアンの旬ではあるが、年末年始に訪れたばかりのため候補から外した。
ということで、この時期がドリアンの旬であるインドネシアから観光も楽しめる目的地としてバリ島が選ばれた。
加えて、バリ島でドリアンが売られているとの情報はネットに存在するものの、こんなにも人気観光地の割には流通している品種など詳細な情報が一切ないことが探究心に火をつけた。

この時期のバリ島は雨季のため到着初日はどんよりした曇り空であったが、ビーチはこの混雑。
湿った海風に吹かれつつ、近くのドリアン店に向かうことに。
目的のドリアン店に向かう道中で、ドリアン売りのトラックに遭遇!

売っているドリアンはバリ産ローカル(カンポン)と、バリ産モントーン。
この場で食べられる席はなさそうだったのと、まだバリのドリアン事情がよく分からないため一旦スルー。
ちなみに出店場所はこの辺り。
先ほどのドリアン売りのトラックから歩くこと数分。
バリで最初に訪れたドリアン店がこちら。
DURIAN BOSQUE BALI


この日置かれていたのは、バリ産黑刺、バリ産猫山王、バリ産ローカルの3品種。
猫山王と黒刺は3500円〜4000円/kgとお高め。
ローカルは1個1500円。
同じインドネシアのメダンのドリアンが1個500円なので3倍の値段だが、欧米系で賑わう観光地としての物価を考えれば妥当なのかもしれない。
さっそくローカルドリアンを購入。


\ドンっ/

かなり白い果肉だ。
メダンのドリアンもそうだったが、インドネシアでは品種改良が盛んではないため色のあるドリアンを厳選していないようだ。
さて、初めてのバリ産ドリアンのお味は、、、
んんん〜。
正直に書くとこれは大外れだ。
甘みも苦味も、味が全くしない。
おまけに果肉も水っぽい。
ただし、風味や食感からすると決して未熟や過熟ではない。
つまり、このドリアンが実った木が持つ本来の味なのだろう。
全く味がしないこのドリアン。
捨てるのも勿体無いと思いつつ心を無にして食べていると、女将(?)が「そのドリアン、甘くないんじゃない?」と声をかけてくれた。
どう答えていいものか困っていると「甘くないなら甘くないと言ってくれれば交換するよ」とのこと。
でも支払っちゃったし、既に食べかけだし、、、と色々考えるも、あまりにも味がしないためお言葉に甘えて交換してもらうことに。
最初に開封したドリアン君、食べきれずに申し訳ない。
代わりに運ばれてきたドリアンがこちら。
同じローカルドリアンだが、わずかばかり黄色がかっている。
表面の皮が少し筋張っているように見え、熟し具合に関しては最初のドリアンの方が良いようにも見える。

さて、こちらのローカルドリアンのお味は、、、
美味い!!!
こちらはちゃんと美味しい、先ほどの無味とは全く異なる。
しっかりした甘みと、僅かなビターを感じられる。
ナッツ系の風味とブランデー系の風味が感じられる。
皮の状態から追熟であろうが、それに反して口触りはかなり滑らか。
当たり外れがあるとはいえ、これがローカル品種と考えるとスペックは高い。
交換してくれた女将に交換してもらったドリアンは美味しかったと感謝を伝える。
ちなみに、女将は流暢な中国語を話していたのでどこで学んだのかと聞いてみたら、数十年前に台湾から移住してきたとのこと。
なんとも母国語の人に恥ずかしい質問をしてしまった。
ローカルドリアンは品種化されていない以上、当たり外れは仕方がないとはいえ、危うくドリアンツアーの初っ端から挫けるところであった。
今回は交換してくれる良心的な対応で非常に救われた。
ひとまず、本来のスペックは高そうなことが判明したバリ産ドリアン。
ここからバリ島でのドリアン満喫ウィークが始まるのであった。