モントーン ドリアンを食す@タイフェス東京 2025

モントーン ドリアンを食す@タイフェス東京 2025


SNSでドリアン関連の投稿が急増したと思って調べたら、代々木公園でタイフェスティバル東京2025なるイベントでドリアンが売られていることを知り、急遽参加してみた。

タイフェスティバル東京 オフィシャルサイト
2025年5月10日(土)11(日)代々木公園イベント広場


昨日の東京は雨だったが、今日は打って変わって晴天。

10:00開園で10:30には到着したが、すでにかなりの混雑。

そして会場内を散策していると、、、
あった!!!

まさか日本でドリアンが山積みになっている光景を目にできるとは、、、
この日本語の注意書きがなければ、タイに行ってきたと騙せる光景である。

ドリアンを扱っているのはこの1店舗のみかと思ったが、辺りを見回してみると合計4店舗ほど扱っているようだ。
どの店も丸ごとと、カット済みのパック売りの両方を扱っていた。
品種はモントーンのみ。
店舗ごとに価格は多少異なるが、おおよそ3000円/kgあたりが相場で極端には変わらない。


店舗名: P&F Techno Co.,Ltd
・ドリアン1パック3000円
・ドリアン1kg 3000円


店舗名: Durian Forever (CEO GOOD PROCESSNG PART.,LTD)
「皮をむいたドリアン」という怪しい日本語がいい味を出している。
値段を記録し忘れたが、確か2800円/kgで売っていた気が。
パックも売っていた。


店舗名: Or Tor Kor Market
バンコクに立地するオートーコ市場も出店していた。
タイ政府観光庁のサイトにも載っている有名どころだ。
https://www.thailandtravel.or.jp/or-tor-kor-market/
こちらも価格を記録し忘れたが、同じように2800~3000円/kgあたりだったと思う。


店舗名: PAKAPON FOOD
・2600円/1kg
・量り売りのパック

こちらの量り売りパックは、小さいもので1000円以下から扱っていた。
マレーシア産のドリアンは大好きで何度も食べているが、タイ産のドリアンに自信がなかったため今回はこちらで小さめのパックを購入することにした。

1200円のパックを購入。
ドリアンに箸が付属するという、現地の人が見たらびっくりな光景であろう。
さて、日本で食べる貴重なフレッシュドリアン。
お味は、、、?

んんん、、、。
自分が知っているドリアンとずいぶん違う。
まず硬く繊維質だ。
箸は食べにくいので素手で食べたが、持った際に潰れないし、全く手にくっつかない。
噛むと繊維が感じられシャキシャキしている。
そして甘みや香りがかなり薄く、苦味は皆無だ。
ただし、モントーン特有の花のような香りがうっすら感じられる。

これは完熟よりかなり前の状態のようだ。
残念ながら自分の好みではなかった。

ドリアンはマレーシア産とタイ産では収穫手法が大きく異なると聞く。
マレーシアでは完熟して木から落ちたドリアンを出荷する。
マレーシアでは国内需要がほとんどであり、出荷した数時間後には店頭に並び現地人によって食されるためである。
また、マレーシアでは完熟前のドリアンを食す文化はない。

一方、タイのドリアンは輸出用が主であるため完熟した段階で出荷しては遅い。
完熟まえに枝から切り離し、数日程度の流通過程での熟成を経て食べられる。
また、現地では好みによって完熟前の状態も食べられているようである。

今回はタイ産のドリアンということで、自分の目で完熟状態をしっかり見定める必要があったようだ。
いつか現地でモントーンを食べる際のいい勉強代となった。