ゲイランでドリアン店巡り@シンガポール
ドリアンツアー2025夏編、8日目の朝。
この日は朝からコタキナバルからフライトでシンガポールへ移動してきた。
シンガポールでドリアンを買うとなれば有名なのはチャイナタウン、そして今回紹介するゲイランだ。
ゲイランの中でもドリアン店がある場所は割と固まっているため、アルジャニード駅から歩くと良いだろう。
シンガポールはコタキナバルに比べて日差しも強く暑いが、ドリアン店を目指して歩き始める。
と、その前にドリアン店に着く前に一つ気になったものがあったため紹介。
なぜか唐突に藤原とうふ店が現れた。
なぜこんなところに、、、
もしシンガポール版 頭文字Dを作ったら秋名山はブキティマ公園に置き換えられるのだろうか。

さて、本題のドリアン店に戻ろう。
今回は初めてゲイランを訪れるため、いくつかのお店を回ってみる。
最初に訪れたお店はこちら。
Metro Trading

大量のドリアンが積み上がっている夢のような光景だ。
2店舗目はこちら。
こちらはパック売りのみのこじんまりとしたお店。
シンガポールは独自に名前をつけて売っているドリアンが多いのが少し厄介。
例えばこのお店だと、猫山王と黒猫山王、黑刺と黑刺王などだ。
マレーシアでも黑金猫山王など独自の名付けて売っているのもよく見るが、消費者目線としては混乱を招くのでどうなのだろうかと疑問に思う。

3店舗目はこちら。
Durian Culture (SG) Pte Ltd

王中王と皇中皇は同じ品種だと思っていたのだが、このお店だと別のパッケージで売っている。
英語表記だとどちらもKing of Kingsなのだが、真相やいかに。
4店舗目はこちら。
Wonderful Durian


ブラックパールやツパイキング、コーヒードリアン(老太婆)など珍しい品種も置いている。
ブラックパールとコーヒードリアンは今回のドリアンツアー前半にジョホールバルで食べているが、ペナンやKLでは見かけない品種だ。
マレー半島南部で流通している品種のようだ。
ツパイキングはチャイナタウンでも見かけたが、高価なことから偽物が非常に多く出回っているとの話があるので、購入する際はご注意いただきたい。
そもそもシンガポールには本物のツパイキングが出回っていないという話すらある。
最後に訪れたお店はこちら。
Ah Hung D24 Sultan Durian

丸ごともパック入りも両方売っている。

写真だとサイズが伝わりにくいが、信じられないほど巨大なチャニードリアンも置いていた。
マレーシア品種のドリアンは直径20cm程度のものが多いが、このチャニーはおそらく50cm程度。
それにまるまる太っていて、おそらく一人で持つのもやっとの重さであろう。
小ぶりなマレーシア品種に見慣れていると、驚くほどの迫力であった。

今回はこちらのお店で購入することにした。
お腹の空き具合も考慮してパック入りの猫山王を購入。
価格は18SDG/パック。
今回のドリアンツアーで既に14種類のドリアンを食べていたが、猫山王は今回のツアー中では初めてだ。

さて、久々の猫山王の味は、、、
安定に美味い👍️
さすが猫山王。
甘みも苦味もとてもしっかりしている。
今回のツアーで多くの品種を食べてきたが、やはり猫山王は味のバランスがよく、香理などにも癖がないため非常に食べやすい。
やはり一番人気の品種にはそれなりの理由がある。
ちなみに前回クアラルンプールで猫山王を食べた際は水分が割と少なめで、後半にかけて食べるのに苦戦したが、今回のものは水分量も十分であったため、暑いシンガポールで水分が抜け切った身体でも問題なく食べることができた。
ゲイランのドリアン店たちはアルジャニード駅から少し歩く距離にあるのが難点ではあるが、チャイナタウンより店舗も多いため好きな品種や量を選びやすい。
また、今回立ち寄ることができた店舗はアルジャニード駅の南西にある一部の店舗のみだ。
ゲイラン周辺にはアルジャニード駅の南北両方に複数の店があるため、食べたい品種や価格を比べて練り歩くのも楽しいだろう。
観光で寄ることはあまりない地域ではあるが、アルジャニード駅は空港からMRTで市街地に出る際は必ず通過する駅でもあるので、もし時間があればドリアン好きの方にはおすすめの散策エリアだ。