ヌアントンチャン ドリアンを食す@バンコク

ヌアントンチャン ドリアンを食す@バンコク

前回に引き続き、オートーコー市場でドリアンを食していく。

ここまでモントーン、ガンヤオ、プアンマニーと3品種を食べてきたが、時系列としては実はまだドリアンツアーの1日目である。
ドリアンを食べては空腹を待つべく観光地を散歩し、またドリアンを食べに市場へ戻る不審者と化していた。

前回紹介したプアンマニーがタイの品種としてはかなりいい線に行っており、正直1日目としては割と満足間に浸っていた。

プアンマニー ドリアンを食す@バンコク
前回に引き続きバンコク、オートーコー市場でドリアンを食す。 前回の記事はこちら ガンヤオ ドリアンを食す@バンコク前回に引き続きバンコク、オートーコー市場でドリアンを食べる。 今回紹介するのは、前回の記事の写真に写っていたもう一つのドリアン。 タイにおける高級品種、ガンヤオ。 前回の記事はこちら モントーン ドリアンを食す@バンコク今回から数回にわたって新企画 ドリアンツアー2025 春編をお届けする。 なお、ドリアンツアーといっても一人で好き勝手に食べ歩いているだけである。 この記事の執筆もドリアンツアーの最中で、食べ過ぎて苦しくなったお腹休みの合間を有効活用している。 さて、今回のツアー1か国目は念願のタイ、バンコクを訪れた。 なぜ念願かというと、実はタイ現地でタイ品種のドリアンを食べたことがなかったからである。 以前に紹介したように香港でモントーンを食べたり モントーンドリアンを食す@香港これは少し遡って2024年6月に香港を訪れた際の記録。 ここ数年中国でドリアンの人気が加熱しており、つい先日もマレーシアからの直輸入便の運行が始まったなどのニュースがあった。 案の定、香港の


もうほとんどの店舗を見たし、タイ語は読めないから毎回店主に品種を聞くのも結構大変だし、、、

そんなことを思いながらオートーコー市場の正面、地下鉄のKamphaeng Phet駅へ向かっていた。

その時、一軒のドリアン店が目に入る。
厳密には市場の外にあることと、立派な店構え故に逆に存在に気付いていなかった。

Apsorn premium fruit · 101 Kamphaeng Phet Rd, Khwaeng Chatuchak, Chatuchak, Bangkok 10900 タイ
★★★★★ · 青果店


中に入ってみると、、、

たくさんのドリアンがあるではないか!!!
種類も豊富そう。
タイ語は読めないのでGoogle Lensさんで翻訳しながら見ていくと、モントーン、ガンヤオ、チャニーなどの他に、初めて見る品種が二つ。

一つはนวลทองจันทร์ (Nuanthongchan, ヌアントンチャン)。
もう一つはกบชายน้ำ (Kop Chainam, コップチャイナム)

店員さんに味を聞いてみると
ヌアントンチャンは少しビター。
コップチャイナムは甘みも苦味もないとのこと。
いや、コップチャイナムは何が売りなんだよ、、、

と言いつつ本当は両方食べてみたかったが、満腹なお腹を考慮して美味しそうなヌアントンチャンを注文してみる。
150thb/100g
タイ系の品種としては濃いめの色だ。


どれどれ、お味は、、、

これは美味い!
プアンマニーより濃い!
甘みも苦味もしっかりある!
これだ、食べたかったドリアンはこういう味なのだ。
ついに出会えた(まだ滞在1日目)

なぜタイはこの品種を増産しないのだろうか。
よく街中で売っているモントーンやガンヤオより断然美味い。

バンコクを訪れていた2日間では、ヌアントンチャンはこのお店以外では見かけることはなかった。
調べてみるとタイではそこそこ有名な品種ではあるようだが、地産地消であまりバンコクまで出回っていないのかもしれない。

ヌアントンチャンを見かけた際はぜひ手にとってみていただきたい、おすすめの品種である。

次回も引き続きバンコクで美味しいドリアンを探していく。