ドリアン似の果物 タラップを食す@コタキナバル
ドリアンツアー2025夏編、6日目の夜。
この日は、前から食べてみたかった果物を購入してみることにした。
そう、タイトルの通りタラップだ。
タラップはボルネオ島とフィリピンの一部で採れる果物で、ジャックフルーツやチェンペダックと同じクワ科の果物だ。
1玉2000円ほどで購入。
せっかくボルネオに来たのだから食べない手はない。
ドリアンと同じようなサイズや色だが、ドリアンが表皮と一体化した硬い棘に覆われているのに対して、タラップはブラシのような棘が生えている。
一つ一つの棘は人生ゲームの人間ピンにそっくりの形をしている。
見た目に反して表皮はかなり柔らかく、店員さんが手で割ってくれた。

\ドンっ/
中身の果肉はやはりジャックフルーツなどと似ている形状だ。
ただ色は綺麗な白色をしている。

さて、初めてのタラップの味は、、、
美味い!
食感はツルンとしてる。
ジャックフルーツよりさっぱりとしていてクセが無いが、薄味だ。
粒もジャックフルーツより小さく、一口でツルンと食べれる。
ツルンとした食感と薄味が故にバクバクと口に入れて連続で食べられる。
だがいかんせん1.5kgの玉はかなり多い。
ドリアンのような実の内壁がないので、同じ重さのドリアンより可食部がかなり多いので要注意だ。
タラップの実は空気に触れると黒ずむという情報も見たが、少なくとも卓上で食べている間に見てわかるほどの変色はしなかったので、急いで食べる必要はなさそうだ。
ボルネオ特産のタラップ、ぜひコタキナバルなどボルネオ島を訪れた際には食べてみていただきたい。
今回訪れた8月中旬では手に入ったが、獲れる季節はあまり長くないようなのでタラップをどうしても食べたい場合は事前チェックがお勧めだ。